モー子、クマとゎ
彼女達が生まれた日、H15.4.8に野良母に捨てられているところを旦那さんが保護しました。
仕事中に電話が鳴り、『ごめん!ホントごめん』と誤るのです。訳を聞くと、
『会社に住み着いてる猫が子供産んだんだけど育児放棄したみたいで 生まれたての2匹が
のたれ死にそうだから連れて帰る』とこう言うのです。
はじめは無事に育つまでという期限付きで了承したんだな。初めてこの子たちを見瞬間、
「クマ(黒猫)とモー子(白黒ブチ)」と決めました。 あまりに可愛い名前を付けると情が沸いちゃって
手放せなくなるかな・…って思ったんだけど名前なんて関係ないのね。それを証拠にまだ我家にいます。
まぁクマとモー子も我家らしくていいか。 まぁそれはおいといて… 実際大変でした。
旦那さんがこっそり会社に連れて行く生活が約20日。
その間、クマがへその緒の後に膿がたまって破裂するゎ、モー子は皮膚病になるゎ、便秘になるゎ
なんだかんだで本当にこの子達、無事に育ってくれるの?と思ったものでした。
やがて目が開き、ヨチヨチと歩き始めた頃にはすでに里子の話は何処へやらです。
モー子は良く喋るし一番おてんば。特技は湯沸しポット(未だにマイコンじゃあナイ)のお湯を出すこと。
ちょっと気を抜いてロックし忘れると『待ってたにゃあ~』とばかりに一生懸命押している。
そしてテーブルの上はお湯まみれ。 でも私が帰ってくると他の猫は『ごは~ん』と寄ってくるのだが、
モー子は『お帰りお帰り~』と仰向けでお出迎えしてくれる。
クマ はおっとり方。泣き声もか細く「ヒャア~」と泣く。モー子の姿が見えないと探しまくり。
とにかく甘えん坊で私がパソコンしていようがお化粧していようがどっかりと膝の上に座り込む。
しかし、おっとりの甘えん坊と見せつつ、実は一度暴れ出したら、手が付けられないくらいの
「暴れん坊将軍」と化す。モー子と運動会して興奮しようものなら
テーブルの上の物は蹴散らすはティッシュはむしるゎで終いには私に「ベシッ」っと叱られ我にかえるようだ。